足裏にかかる3つのアーチ

みなさんはご存知でしょうか?足には3つのアーチがあることを。

「内側縦アーチ」、いわゆる「土踏まず」は多くの人が足のアーチとして知っている方も多いでしょう。あと2つ、「外側縦アーチ」「横アーチ」が足には存在します。

足を語る上では外せない3つのアーチ、そしてその支点となる3つの支持点「踵」「母趾球」「小趾球」

◎内側縦アーチ:「踵」と「母趾球」にかかるアーチ

◎外側縦アーチ:「踵」と「小趾球」にかかるアーチ

◎横アーチ:「母趾球」と「小趾球」にかかるアーチ

アーチが低い足を「扁平足」と呼ばれますが、扁平足は良いのでしょうか?ダメなのでしょうか?あんまり良さそうな印象ではないですが、なんでダメかとか、どういう影響が出るかなどあまり知られていないようにおもいます。

扁平足により困ること

▶︎膝が内に入りやすい

▶︎場合によってはO脚になる

▶︎足指が浮いてしまう

▶︎魚の目ができてしまう

▶︎脚の力が入りづらい

挙げたらきりがないですが、ざっとこんな感じです。

扁平足があんまり良くない理由を、3つのアーチと、3つの支点から紐解いていきます。

まず、カメラの三脚をイメーシしてください。集合写真撮る時とか、夜景を撮るときにカメラをブレないようにするためのアレです。3点が支えることによりカメラは安定するのですが、もしあの脚の1本が折れたら、もしくは3点が円盤の上に乗っていたら、カメラは安定を失い写真はブレてしまいます。

足裏の踵、母趾球、小趾球の3つの支点は三脚の役割を担い、その1点でも支えが悪くなると安定を失い、スネの骨は傾いたり、身体に上手く力が伝わらなくなってしまいます。

その3点をしっか支えるために必要なのが、3つのアーチです。

アーチがあると3つの支点に荷重がかかりますが、逆にアーチが潰れてしまうと足裏は船底のようになり、足裏の不安定性に繋がります。

他にも、足のアーチが潰れることで筋肉の緊張バランスが崩れてしまうので、足指に力が入れられなくなり「浮指」になったり、支点でない場所、特に母趾球と小趾球の真ん中に荷重がかかってしまうため「魚の目」ができてしまったりという不都合も出てきてしまいます。

足のアーチの重要性、少しでも伝わったでしょうか?

じゃあ、何をしたら良いのかって話はまた次回。

KEELでは足の運動機能だけでなく、感覚や脳、体幹となどもリンクさせながら「足育」に取り組んでおります。


KEEL BODYWORK(キールボディーワーク)

岐阜市加納にある「ケア」と「トレーニング」を行うフィジカルマネジメントスタジオです!

体幹トレーニングができるREDCODE(レッドコード)や足裏感覚を鍛えるNABOSO(ナボソ)で、スポーツでの怪我や慢性的な痛みを予防して、健康な身体を一緒に作りましょう!

理学療法士の資格を持つコンディショニングトレーナーがお客さまの体調や、目標に合わせて最適なトレーニングをご提案させていただきます。

腰痛や膝痛や肩こりなど慢性疼痛緩和、姿勢改善、パフォーマンスアップ。扁平足、外反母趾、浮き指など足の問題にお悩みの方はぜひお気軽にお問合せください♪

Previous
Previous

BARE-FOOTNESS スタート

Next
Next

NABOSOトレイルって何だ?