Road to KEEL vol.1 理学療法士を目指したわけ
僕はスーツを着て仕事をするのが嫌だった。
話は遡ること中学時代、とある塾に通わせてもらっていたのですが、そこが一風変わっておりまして、良い成績だと図書券もらえるシステムだったのです。今やほとんど見かけることがなくなった図書券ですが、当時けっこう何にでも使えて、さらにお釣りは現金でもらえるという優れもの。
そうです、完全ににんじんをぶら下げられた馬です。それなりに勉強して、それなりに成績が上がり、晴れて県下有数(たぶん三重県で一番)の公立進学校に入学したのですが、そこは秀才が集まる場所。サラブレットの集まる競馬場に、にんじんぶら下げた野馬が迷い込んでしまった状態・・・
生き抜く道を探した結果、得意科目と部活を頑張ると決めた野馬は、足を止めそうになりながらも何とか走り続けて迎えた3年生の夏、本格的に進路を決めなければならなくなり、働くということを初めて考えた。
毎日スーツ着て、満員電車に乗って、仕事するのは自分には向いていないだろうと思い、スーツ着なくてもできる仕事はなんだ?と漠然と考えた。
「そうだ、体育大学に進もう!」
なんて考えたのも束の間、得意教科だったのは理系、体育大学は文系受験・・・どう考えても分が悪すぎると判断し、あえなく却下されることに。
そんなこんなで進路に悩んでいたある日、通っていた塾(にんじんの塾ではない)の他の生徒から「俺は理学療法士を目指すよ」と。この時、初めて理学療法士という職業を知り、あれこれ調べていると、スポーツに関わっている人もいると。
そんな形で理学療法士という仕事を知った僕は、理学療法を専攻する大学へ。進路の恩人の彼が志望校に落ちて、僕が入学したことは今は笑い話・・・
続く
KEEL BODYWORK(キールボディーワーク)
岐阜市加納にある「ケア」と「トレーニング」を行うフィジカルマネジメントスタジオです!
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