はじめまして、KEEL BODYWORK代表の伊藤真也です。本当はもう少し早く書きたかった「KEELの想い」オープンから約3ヶ月が経った今、ようやく手をつけました。オープンの準備から、プレオープン、オープニングのイベント、そしてグランドオープンと瞬く間に過ぎ去った3ヶ月・・・知らぬ間に2023年も終わりを迎えようとしています。

さてさて、表題の「KEELの想い」なのですが、皆さんにお何を考えながらサービスを提供しているかって事をお伝えできたらと思います。

「身体を上手く使って欲しい」

 一言で言うなれば、身体を上手く使うことを皆様にお伝えしたいと考えております。身体を上手く使うとはどういうこと?って人もいるかと思います。もう少し掘り下げると、必要な時に、必要な力を出せること、効良く身体を動かせること。

 野球界のレジェンドのイチローを想像してみてください。他の野球選手に比べると、決して体格は良い方ではないと思います。しかし、走攻守どれをとっても他の選手と劣らない、というよりそれ以上のパフォーマンスをするし、怪我もほとんどしていないです。これが身体を上手く使う人と考えております。

 運動業界では筋肉の協調性や運動連鎖、コーディネーションとか、そんな用語で表現されたりもします。その身体の使い方をお伝えしたい。

「筋トレなのか?」

では、その身体を上手く使うと何が良いのかってお話で、力が弱ったら筋トレをしましょう!というのは半分正解で、半分間違っていると思います。その理由として「筋トレをしなくても筋力を上げる方法がある」からです。

ん???という方も多いかもしれませんが、これは実際可能です。先程の身体を上手く使うとはそういうことで、然るべきタイミングで、然るべき筋肉達が、然るべき方向に協調して働くと、筋トレをしなくても筋力は上がります。

小学生とかだと、まだあまり身体が発達していないので、筋肉量としては大きく変わりませんが、いわゆる運動神経の良い子と悪い子がいると思うのですが、これは身体を上手く使うか使わないかの差と想像してもらえるとイメージしやすいかもしれません。この運動神経が良し悪しは乳幼児期の発育発達の段階が大きく左右すると考えられていますが、これを話すと長くなるので、またの機会に・・・

「怪我をしてほしくない」

逆に、身体を上手く使えない状態で筋トレを進めるとどうなるか?確かに筋力は上がります。しかしこれは、力の連鎖が上手くいかない状態で筋肉を鍛えていく事になるので、連鎖が途切れる所に負担がかかり、怪我や障害のリスクが上がります。例えば、良くあるのがスクワットの際に腰やお腹周りの力の連鎖が途切れてしまい、腰に過剰な負担がかかって腰痛になるなどです。

筋力がつけばつくだけかばうことができますが、一方で力の連鎖の破綻箇所のストレスは大きくなり、怪我や障害のリスクは増えてしまいます。力の連鎖が上手く繋がった状態、つまり身体を上手く使える状態を整えてから、筋肥大のためのトレーニングをして、少しでも多くの方に怪我知らず、痛み知らずの身体を手に入れて欲しいと思っています。

「理想の身体」

イチローは身体を上手く使いメジャーリーグのトップクラスの選手になった。けどそれを超えるスーパートップの選手となったのが大谷翔平ではないでしょうか?身体のことで見ると、イチローのような動きのしなやかさを持ち合わせ、さらに欧米人に劣らぬ筋肉をつけた、まさに理想な身体。筋肥大に成功する選手はいても、パフォーマンスに繋がらない選手は少なくないように感じます。

大谷翔平のような怪物ボディを手に入れる必要はないのですが、身体を上手く使えるようになった上で、筋肥大が必要ということは彼から学ぶべきことかもしれません。

「sustainable身体づくりを」

近年、「健康寿命」を伸ばしましょうという言葉をよく耳にしますが、KEELの想いとしては「QOL(quality of life)寿命」を伸ばしたいと考えています。それはすなわち、趣味でも競技でも、良いパフォーマンスを長く続けられること。Sustainableに上手く身体を使い続けることがQOL寿命延長の鍵だと考えています。

1人でも多くの人が、1日でも長く、自分の好きなことを続けられるようにサポートさせて頂きます。

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